
スマホでも撮れる!夜景の写真の撮り方テクニック
お出かけといえば、記念撮影!!
涙が出るくらいに感動した景色や、一生の思い出にしたいシーンをTwitterやFacebook、インスタグラムで共有したいですよね。
でも、夜景や街のライトアップ、花火って、なかなかうまく撮れないと思いませんか?
目に映ったのは、夜空に浮かぶ大輪の花火だったのに、カメラロールに残っているのは、どうみても線香花火だったり…。
夜景をバックに撮影したら、顔だけが浮き出てちょっとしたホラー写真!
プロの写真家がとったような夜景とまではいかなくても、せめて話題にできるくらいの見栄えのする写真を撮りたいですよね。
そこで今回は、スマホやiPhoneでも夜景を綺麗に撮るコツをお話します!
目次で確認
スマホでも綺麗に撮れる夜景撮影テクニック
一眼レフ並みの写真撮影も夢ではない!
iPhone・Androidでの夜の写真撮影でも、一眼レフ並みの写真撮影ができます!
といっても、プロが一眼レフを使って撮影したクオリティには敵いませんが…。
それでも、「え!?この写真、スマホで撮影したの!?」というレベルの写真撮影は可能なんですよ。
スマホカメラの機能を使いこなせ!
夜の写真撮影に特化したアプリもありますが、最新のスマホカメラはそのままの状態でもかなり性能がいいんです。
アプリを使わなくても、そのままの機能を使いこなすだけでプロに近い写真撮影ができるんですよ!
ちなみに、スマホを使った夜の写真撮影でありがちな失敗はこの3つ。
1.フラッシュで真っ暗
「よし!シャッターチャンス!」と、勢いよくシャッターボタンを押したら、フラッシュが光ってしまって写真は真っ暗…。
誰もが一度は経験しているのではないでしょうか…。
2.背景が映らない
背景が映っていない…。
夜景を背景に人物写真を撮影!
人物は美しく映っているけれど、背景が映っていなくて、暗闇に佇んでいるだけの写真に…。
これもよくある失敗ですね。
フラッシュで真っ暗なのも背景が映らないのも、フラッシュをたかないことで残念な写真になるのを防ぐことができるんですが…。
ついつい忘れちゃいますよね。
3.写真がブレる
夜、星の光やイルミネーションを綺麗に撮影するためには、撮影ボタンを押してから、数秒間はシャッターがきれないようにすることがポイント。
夜景を綺麗に撮影する定番テクニックなのですが、何が辛いかというと、数秒間動かずに黙っていること!
自分では「うまくいった!完璧!!」と思っていても、撮影した写真をみたらブレブレで修正のしようもなかったというのも、よくある残念写真ですね…。
プロ並みの夜景を撮影するテクニック6選
1.フラッシュは使わない
スマホで上手に夜景を撮影するために、必ずやっておきたいのが「自動フラッシュのオフ」
自動フラッシュがオンになっていると、暗いところでは必ずフラッシュが光ってしまいます。
フラッシュが光ると、真っ暗になってしまったり、背景が映らないという無念な結果に…。
「今日は花火大会!」「今日は夜景を見に行く!」というときは、あらかじめフラッシュ機能を「手動」に切り替えておくといいですね。
2.シャッター速度は遅めに設定する
シャッター速度を遅めに設定するのもテクニックの1つです。
シャッター速度を遅くすることで、スマホのカメラが光を取り込む時間が長くなるんですね。
光を取り込む時間が長いということは、カメラで光の軌跡を追うことができるということ。
打ち上げ花火が、打ち上げられた姿そのままに撮影されるのは、カメラが光の軌跡を追っているからそうなるのです。
3.手ブレを防ぐ
シャッター速度を遅くすると、ネックになるのが手ブレ。
シャッター速度が遅いと、手ブレもごまかしづらいのです。
せっかくの美しい夜景が、手ブレで台無しにならないように三脚でスマホを固定して撮影するといいですね!
4.ズームは極力使わない
ズームを使いたくなる気持ちはわかるのですが、ズームを使うと画質が荒くなってしまいます。
インターネット上にある画像も、拡大表示するとどんどん画像が荒くなってしまいますよね。
それと同じことをスマホカメラでやってしまっているということなんですよ。
夜景の人気スポットや花火大会で、写真のベストスポットを陣取るのは難しいかもしれませんが、できるだけズームは使わないようにしましょう!
5.露出補正を設定する
露出補正を設定することで、明るさを調整することもできます。
先ほどご紹介したのは、シャッター速度を遅くして、カメラが取り込む光の量を多くする方法でした。
露出補正を調整すると、写真を明るくしたり、暗くすることができるのです。
イメージとしては、パソコンやスマホ画面の「明るさの調整」のような機能なんですね。
露出補正をすることで、暗くて真っ黒だった背景を白みがかった明るい背景にすることも、漆黒の闇にすることも可能になります!
露出補正は、マイナスに調節すると「写真が明るく」なり、プラスに調節すると「写真が暗く」なるのです!
イルミネーションなどの明るいシーンはプラス補正。
夜景などの暗いシーンはマイナス補正するといいでしょう。
6.撮影モードを選択して独特な雰囲気に
もっと簡単に、撮影モードを変更して写真を撮るという方法もあります。
カメラの設定をいじってしまって、元の設定に戻せなくなるのが心配な人はこちらの方法か、アプリを利用するのが便利ですよ。
スマホのカメラには、「夜景モード」「静物モード」などの撮影モードがあることが多いです。
このモードをうまく利用すれば、普段の写真撮影モードよりもシャッター速度が遅いモードや、露出補正がプラスのモードなどにワンタッチで移行することができます!
詳しい使い方は、お手持ちのスマホの公式サイトにあると思いますので、チェックしてみてくださいね。
簡単に綺麗な夜景が取れるスマホアプリ紹介
「細かい設定はしたくないけど、夜景を綺麗に撮りたい!」
というときに役に立つのが、アプリです!!
iPhoneでもAndroidでもインストールが可能なアプリを2つご紹介しますね。
1.夜景カメラ
夜景撮影の定番アプリといえば、夜景カメラ!
自動ブレ補正や、リモコンの音量ボタンで撮影ができるなど、夜景撮影に欠かせない機能が盛りだくさんです。
シャッター音量が調節できるのも、嬉しいですよね。

2.Night Camera
シャッター速度や露出補正の設定が、片手間でできてしまうのが、Night Camera。
タップするだけで、設定できるので難しいことを考えなくてもすぐにできてしまうのが何よりの魅力ですね!

まとめ
インスタ映えする夜景写真の撮影に役立ちそうなテクニックをご紹介しました!
一眼レフカメラなどがあれば、もっと素晴らしい写真が撮影できるのでしょうが、カメラってわざわざ持ち歩くのが面倒ですよね…。
「好き」「これいい!」の瞬間はスマホで撮影して、ささっとSNS共有しちゃいましょう!



