
15秒で感動する動画の作り方
結婚式や卒業式に、大切な誰かに向けて感動する動画を作ってみたいと思いませんか?
実は、感動する動画は誰でも簡単に作ることができるんです!
例えば、映画では恋愛もの映画の定番ストーリーやホラー映画の定番ストーリーのようなものがありますよね?
それと同じで、人を感動させる動画にもテンプレートが存在するんですよ!
今回は、マークおすすめの感動する動画のテンプレートを2つご紹介しますので、自分の自己紹介動画や結婚式などのプレゼント動画に応用してみてください!
感動する動画を作るのに必要なこと
人を感動させるのはセンスではなく技術
人を感動させるために必要なのは、センスではなく技術(テクニック)です!
センスのある人というのは、人を感動させるテクニックを自然に実践しているから、大きな感動を呼び起こすことができるのですね。
感動ストーリーにはテンプレートがある
人を感動させるテクニックはいくつかあるのですが、最も簡単に短期間に身につける方法は、テンプレートをそのまま真似してしまうこと。
時間があったら、ぜひ分析してみて欲しいのですが、YouTubeなどに投稿されている感動動画には決まったテンプレートが存在するんです。
マークは、1000本以上の感動動画をコマ送りにしてそれぞれの場面ごとに比較したことがあるのですが…。
その時の経験から、「感動する動画」として有名な動画には、規則性があることがわかったんですよ!
見始めて15秒で感動する動画の作り方
三幕構成の基本と作り方
感動する動画のテンプレートの1つは、短時間で視聴者を感動させるためのテンプレート。
三幕構成といいます。
三幕構成で有名なのは、スティーブ・ジョブズのプレゼンですね。
・第1幕「状況設定」
動画を、視聴者に最後まで見てもらうための種まきにあたります。
これから始まるストーリーの設定や状況を簡潔にまとめているのが、この第1幕。
ここで、動画の主人公になる人の状況をわかりやすく説明できるかどうかで、視聴者の「感動する・しない」「動画を見続ける・やめる」の差が出てしまいます。
かなり重要なパートです。
・第2幕「葛藤」
第1幕の出来事を受けてストーリーが前へと動き出します。
その物語が描こうとしている重要な変化を表すのがこのパート。
動画の主人公の逆境や葛藤を表現します。
・第3幕「解決」
第1幕で示した内容を解決し、価値のある目標に達することを表します。
ちょっとわかりづらいですが、第2幕の困難や葛藤を乗り越えることで主人公が成長し、新たな目標を発見、より高い目標に繋がっていくというのが第3幕です。
三幕構成各部の比率
三幕構成にするメリットは、動画のストーリーが平坦ではなく視聴者が見ていて飽きないというところ。
ストーリーに起伏を持たせるという意味では、起承転結でもいいのですが、起承転結だと少しもたついた印象になってしまうんですね。
三幕構成の動画を作る際の、各部の割合は、
第1幕:状況設定 1 (目安:3〜4秒)
第2幕:葛藤 2 (目安:6〜8秒)
第3幕:解決 1 (目安:3〜4秒)
がいいとされています。
長めの物語で感動させるテンプレ
感動するスライドショーにも使える
三幕構成よりも長めの動画を作りたい場合は、これから紹介するテンプレートがおすすめですよ。
三幕構成よりも長めの物語形式のテンプレートです!
8部構成になっているので「そんなにたくさんエピソードは作れない!」と感じてしまうかもしれませんが、1つずつ埋めていくと意外と簡単に作ることができます。
このテンプレートを使うポイントは、まず全体的に書いてみてバランスをみながら調整していくこと。
最初から満点のものを作ろうとしないことですよ。
1.自己紹介
最初は自己紹介から。
肩書きと名前、メイン商品の紹介がいいでしょう。
例えば、三国志なら…。
「私の名前は劉備玄徳、蜀漢の初代皇帝」
といったところでしょうか。
2.平凡な日常
過去のことを振り返りながら、今の自分になる前の平凡な日常生活について紹介します。
例…
「もともと私は、涿県の田舎で母と二人、慎ましく暮らしていました。生まれた家には大きな桑の木があり、幼い頃頃『大きくなったなら、天子が乗るような馬車に乗る』といったところ、叔父に散々に怒られたことがあります。」
3.出会い
平凡な日常生活を送っていた状態に転機が訪れ、今の自分に至るきっかけとの出会いを紹介します。
例…
「そんなある日、黄巾の乱のおり、関羽・張飛といった仲間と義勇軍を立ち上げことをきっかけに、戦国の世に出ていくことになったのです」
4.最大の試練との遭遇
人生最大の挫折・試練を経験したことを紹介します。
例…
「当時の英雄、曹操と都で座を同じくしたこともあったのですが、帝や董承と練っていた曹操暗殺計画が発覚。流浪の身となりました」
5.場面展開
最大の試練に打ち勝つきっかけになる出来事を紹介します。
例…
「そんなときです。諸葛亮孔明を三顧の礼で迎え、天下三分の計を説かれました」
6.打ち勝った
きっかけを発端に、最大の試練に打ち勝つ様子を紹介します。
例…
「孫権と同盟を結び、仇敵曹操を赤壁の戦いで打ち破ることに成功。その後、蜀を我が手にすることに成功します」
7.未来への展望
最大の試練に打ち勝った後、これからどうなっていくのかについて紹介します。
「天下三分の計は、ある程度形になりました。しかし、献帝のご無念を忘れるわけには行きません。必ずや、天下を統一したい」
8.動線
動画をみている人に向けて、「これから自分が発信していくこと」を紹介し、具体的に起こしてほしいアクションを紹介します。
例…
「私や関羽、張飛などの活躍をモチーフにしたゲームや映画はたくさんあります。製作者により、登場人物のイメージがかなり異なりますので、製作者の違うものを数冊読んで読み比べてみてください。おすすめは〜」
この順序で動画を作っていけば、たちまち感動の物語ができるでしょう。
動画作成に役立つアプリ紹介
写真を動画に編集するアプリ
テンプレートを使えるようになったら、実際に動画を作ってみましょう。
「いきなり動画を作成するのはハードルが高い」という人は、写真をあてはめて動画を作ることから始めてみましょう。
スマホで動画に音楽をつけられるアプリ
動画を作成したら、BGMもつけたいですよね。
「動画に音楽をつけたい!スマホで簡単お手軽にできるアプリまとめ」では、スマホで動画に音楽をつけられるアプリを紹介しています!
また、「著作権フリー、商用利用可能な無料音楽がダウンロードできるサイトまとめ!動画にも最適」では、著作権フリーの音楽をダウンロードできる音楽サイトを紹介していますよ。
ダウンロードは、パソコンからしかできないサイトが多いですが、著作権を気にせず音楽が使えるなんて素敵ですよね。
まとめ
感動する動画を作成するテンプレートを2つご紹介しました!
最初はうまくいかないかもしれませんが、何度も作っているうちに上手にできるようになりますよ。
テンプレートにしたがって、ストーリーを作ってみるところから始めてくださいね。



