
1,000本動画を研究してわかった!大ヒットする動画の構造と作り方
1000本以上の動画を研究
これまで1000本以上の動画を研究してきて、その中でヒットする動画というのはだいたい同じ構造でした。
このページでは、このヒットしている動画の構造、またはその作り方、コンセプトについてお伝えしていきます。
まずお伝えしていきたいことは、ヒットする動画は理論で作れる。
誰でも、センスがなくても、技術がなくても、理論さえ知っていればヒットする動画を簡単に作れるということをお話ししていきたいと思います。
最適な動画の長さは?
まず、動画を作る前に、最初に決めてほしいのは、どんな目的で動画を作りたいか、ということです。
商品が売れ続けるためには4つの戦略が必要ということをお伝えしています。
1. お客さまに知っていただくための戦略
2. お申し込みをさせるための戦略
3.リピーターにさせるための戦略
4.紹介してもらうための戦略
この4つが揃って、初めて商品が売れ続けるための仕組みができます。
それでは動画についてそれぞれ見ていきたいと思います。
知ってもらうための動画
お客様に知っていただくための動画は1分以内に作りましょう。なぜかというと、これを見る相手は全くあなたの商品やサービスに興味がない方です。
興味がない人の動画を1分以上見るのはとても難しく、ほとんどの長い動画はスキップされてしまいます。
なので知っていただくための動画は1分以内、30秒など、とにかく短く興味付けで作ることが大切です。
お申し込みをさせる動画
お申し込みさせるための動画は3分から5分で作りましょう。
これは、ランディングページ(お申し込みをさせるためのページ)に置いたり、メールマガジンに置いたり、すでに、商品やサービスの購入を検討している人に見せるための動画です。
相手は利益が得られると思って見ますので、動画を3分~5分我慢して見ることができます。
リピーターになってもらうための動画
リピートさせるための動画は15分前後で作りましょう。
一度商品やサービスを購入して満足しているお客様はまた満足が出来るかもしれない、もっとお得な情報があるかもしれないと思ってこの動画を見ますので、割と長い動画を見ることができます。
紹介してもらうための動画
紹介してもらうための動画はファン向けの動画になります。
商品やサービスが大好き、その会社のことが大好きという人のためのものなので、15分以上の動画を用意します。
長いものでいうと、1時間や2時間の動画でもいいでしょう。
このように、目的を決めるだけで動画の長さも、置く場所も、その内容も全部変わってきますので、必ず自分の動画がどの目的のために作られているのかを決めてから作るようにしましょう。
ヒットする動画とヒットしない動画の違いは?
基本的に世の中の99%以上の方はヒットしない、つまり誰にも見られない動画であると言われています。
この1%または1%以下のヒットする動画とはどうやって作るのでしょう。
普通じゃない動画を作る
このヒットする動画とヒットしない動画の違いはズバリ、普通か普通じゃないかです。
例えば、普通にインパクトのある動画、普通に役に立つ動画、普通に面白い動画は、その時見た視聴者がよかったな、役に立つな、面白いな、で終わってしまいます。
ですが、普通じゃないくらい感動する動画。普通じゃないくらい役に立つ動画。普通じゃないくらいインパクトのある動画はやはり、人に見せてしまったり自分のSNSでシェアをしてしまったり、ブログに掲載したくなりますよね?
この“普通じゃない”動画が、人の心を動かし、口コミを起こすことができます。
なので、ヒットする動画を作りたいと思ったら、まず世の中にある普通じゃない動画を見ることをおすすめします。
普通じゃない動画をモデリングする
自分でどうやって、ヒットする動画を作ろう、普通じゃない動画を作ろうと思った時に一番おすすめな方法があります。
それは、世の中にすでにある普通じゃない動画をモデリングすることです。
もうすでに流行っている動画であるとか、もうすでに人気の動画を自分らしくモデリングして新しく作ることをおすすめします。
ここでは、5つのヒットする動画の企画をお伝えいたします。
1. やろうと思ってもできない面白チャレンジ
誰もがやったら面白そうだけど、実際にはできない、という面白チャレンジです。
例えば、昔、iPhoneやiPADなどのトレンド商品をミキサーで壊して、その動画をアップロードするという、ブレンドテック社の動画がものすごく流行りました。
これはやってみようと思ってもなかなかできないチャレンジだったので、ものすごくヒットしています。
2. テレビではできない、流せない境界線
これはいろんな動画がありますが、昔、ナイキコスプレという動画がヒットしました。
この動画はNIKEのコマーシャルになりますが、レンジャー服を着た人たちがサラリーマンを襲って服を脱がせて、靴を渡して、それでナイキコスプレを増やすという、ちょっと馬鹿げた内容だったのですが、なかなかテレビでは流せない内容だったのでものすごくヒットしました。
こういったバカな動画だけでなく、テレビではできない、流せない動画の中に文月メイさんの「ママ」という曲があります。
これは、虐待されている子供の気持ちを歌った歌で、YouTubeでものすごくヒットしました。
一時期、テレビでの放映も決まっていたのですが、これは放送禁止と認定されたため、テレビでは流れませんでした。
これからも流れることはありません。
ただ、それはYouTubeで拡散されて、これは世の中、日本中のみんなが聞くべき曲だと、こういう子供たちが世の中にはいるんだよと訴えるためにものすごく拡散されて人気になりました。
3. 簡単・早い・すごいノウハウ
例えば、息を吐くだけで痩せるダイエット、ロングブレスダイエットの動画も流行りました。
同じような内容で、ビリーズブートキャンプのダンスをトレーニングのように踊りながら痩せる動画であるとか、または、簡単にできる「私の髪の結び方」という動画もヒットしました。
このような感じで、今の日本のトレンドは簡単、早い、すごいです。
あまり、「難しい、早い、すごい」や「簡単、時間がかかる、すごい」でもなく、「簡単、早い、すごい」というノウハウがヒットします。
4. えっ? それちょっと知りたい 面白そうと思える占い・診断ゲーム
動画に限らず、世の中では占い、診断、ゲームが流行ってます。
これをあなたにはおすすめですよ、と言われた時、日本人は売り込まれるのが嫌なので、「それが本当にいいのだろうか?」と防御を張ってしまいます。
ですが、「実際にこれを診断してみてごらん」とか、「占ってみたらどうですか?」というと、よろこんでやります。
なぜかというと、人は自分が一番好きだからです。自分の将来、自分のこれからのこと、自分の子供たちのこと、自分のお金は足りるのだろうか、自分の人生は楽しいのだろうかということをものすごく知りたい。
その中でやはり、占い、診断、ゲームはものすごく流行りやすいです。
もし、あなたのビジネスを伸ばしたいと思ったら、あなたのビジネスの占い、診断ゲームを作ることをおすすめします。
作り方のポイントとしては、正しい診断ができることではなくて面白い占い、診断ができることに注力しましょう。
結果が面白い、人にその結果を言っても恥ずかしくない。そういった診断ゲームが作れたら、ものすごくヒットしやすい動画やコンテンツになるでしょう。
5. 思わず真似したくなるようなダンス・一言・特技
世の中でものすごくヒットした動画の中にはやはりこういった、真似される、というのが一つのキーワードになります。
例えば、江南スタイル。これは韓国の歌手の動画です。
もう一つが恋するフォーチュンクッキー。
恋するフォーチュンクッキーをみんなで踊ってアップすることでAKB48の公式チャンネルで紹介してもらうという動線をつけました。
他にもPERFECT HUMAN
こちらは江南スタイルをかなり真似しているような動画になりますが、みんなが真似したくなるような動画でヒットしました。
そして最近でいうとPPAPですね。こちらも世界中で真似されてヒットしている動画になりました。
動画の構造
では、実際に動画を作成する時、どのような工程を踏めばよいのでしょうか?
動画作りの工程はこの4工程になります。
基本的にはこれで終了です。
これを全てスマホでやることをおすすめしています。
なぜかというと、やはりパソコンで作ると、内容を作ってビデオカメラで撮影して、データをパソコンに移して変換して編集してアップロードとなり、1本の動画を作る時間がものすごくかかってしまいます。
なのでスマホだけでやるだけで、ものすごく短い時間、慣れてくると5分で動画をつくることができますのでぜひスマホで動画を作ることをおすすめしています。
ターゲットを明確にする
次に、動画の内容について説明していきます。
まず最初に決めるべきことは動画の目的です。
誰に、何をしてもらうための動画なのか誰にというのは、お客様1人にターゲットを絞ることをおすすめします。
よくあるのが、例えば結婚相談所さんが30代から40代、女性、独身に向けて動画を作ることがよくあります。
ですが、それだとターゲットが広いです。
35歳女性、独身の誰々さんなど、名前まで言える人をターゲットに絞ることをおすすめします。
そうしないと、その人の生活スタイルであるとか、その人が本当に興味があることとか、その人が本当に解決したい悩みというものにアプローチできないため、ものすごくつまらない動画になってしまいます。
みんなに見てもらいたい動画、みんなが見て面白い動画というのは普通の動画になってしまうので、ターゲットは明確に絞って、その人が面白いと思える動画にしましょう。
目的を決める
そして大切なのが、その動画をその人が見た時に何をしてもらいたいのかということを決めておくことです。
おすすめなのは、無料の何かにアクションさせることです。
資料請求やメールマガジン登録、読者登録など、無料で自分に繋がれる、自社と繋がれる何かにアクションさせることおすすめします。
有料のセミナーとか説明会とか有料の商品に動線するのはとても難しいです。
短い動画ですので、商品をいきなり買いたいというところまではいきません。
なので、まずは無料の自社に繋がれる何かにアクションさせることをおすすめします。
AIDA
基本構造はAIDAの構造をおすすめしています。AIDAというのは、広告の神様であるアメリカ人が提唱した理論で多くの会社はこのAIDAをもとに、新しい広告理論を打ち立てています。
例えばAIDMA(アイドマ)であるとか、AISAS(アイサス)であるとかも、もともとはAIDAが基本となりました。
多くのヒットした動画はこのAIDA構造が内容に組み込まれていました。
AIDA構造とは
A:Attention
視聴者に目をとめてもらうために注目をしてもらいます。
I:Interest
興味を持ってもらいます。なんか面白そうだな、この動画見てみようかな
D:Desire
興味を持った人に欲望をかきたててもらいます。
これは私にぴったりだ、これは私が求めていたものだぜひ購入したい、という欲望をかきたてます。
そして最後に、
A:Action
その場で行動をさせます。
物語を併用させる
これを動画に置き換えるとどういう形になるか。
まずAttention のところでは、一番最初に一番の結論から話してください。
視聴者にとって、最大の利益のある内容から話してください。または、オチから話してください。
音楽でいうと、よくサビから始まる音楽がヒットしますが、同じです。一番最初に一番いいところから始まってください。
間違ってしまうのは、ここで挨拶をしてしまうことです。
挨拶をしてしまうと、その挨拶の時に離脱をしてしまうので、最初は挨拶禁止です。
Interest の部分で簡単な挨拶をしましょう。
誰に、何を提供するための動画なのかをここで述べます。
私の場合はスマホで5分、世界一簡単に、経営者に向けて動画を作る方方法をお伝いたします、という、誰に、何を提供するかということをこのInterest の部分で短く述べます。
続いてDesire
これは自社の商品の実績とか、自分にしかないところをアピールするいいでしょう。
私の場合は、これまで、スマート動画セミナーという、動画作りのセミナーを開催しており、1800人以上の方が日本中から参加してくださいました。
どんなにスマホや機械が苦手な方でも、必ず動画を1本作って帰られていますよ。というような形で、実績をここで述べています。
最後にAction、行動させるところです。
例えば、私の場合は、スマート動画セミナーに興味がある場合はスマート動画集客と検索して、一番上に出てきたHPからスマート動画集客メールレッスンにご登録ください。というような動線を述べます。
ここのポイントとしては、丁寧に丁寧に動線を喋るということです。
一番インターネット上でよくないのが、興味があるけれども、申し込み方法がわからない。
興味があるんだけど、探し方がわからない、という状況を作ってしまうことです。
実はインターネットを見ている人、動画を見ている人はものすごい怠け者で、ちょっとでもわからない、ちょっとでもつまづいてしまうとすぐ×ボタンを押してしまいます。
すぐ諦めてしまいます。
なので、このアクションの動線の部分では、ものすごく丁寧に丁寧に動線を述べてあげてください。
◯◯で検索して、◯◯で出てきたHPのこの場所で登録するとこういうことが起きるので、ぜひやってみてくださいね。としっかりと述べるようにしてください。
このように、動画を作ることができましたら、ぜひYouTubeにアップロードしてみましょう。
集客について学べる動画プレゼント
もっと詳しく動画集客やマーケティングについて学びたい方は下記の動画付きのメールマガジンや解説動画でもお話ししていますので、ぜひ参考にしてみてください。
⇩⇩⇩
それでは今回は、動画で集客やマーケティングを成功させる方法についてお話しをしました。



