
セミナー集客を効率的にアップさせるためのチェック事項6つ
セミナーを開催するにあたって、どれだけ素晴らしい内容の講義を用意していても人が集まらなくては意味がありません。
しかし、集客するためにはセミナーのテーマに関心のなかった人にアピールしなければならず、なかなかハードルが高いものです。
そこで、この記事では効果的なセミナー集客方法について紹介します。
1. 無料でオンラインを活用してアピールする方法
セミナーで集客する方法は大きく分けて、SNSやブログなどのオンラインを利用してアピールする方法と、電話やダイレクトメールなどのオフラインを活用する方法の2つがあります。
最も手軽に広範囲の人へセミナー集客をアピールする方法は、SNSやブログといった無料のオンラインを活用する方法です。具体的にはどのような方法があるのでしょうか。
セミナー集客の基本中の基本! ポータルサイトを活用する
セミナー集客の王道とも呼べるのが、セミナーのポータルサイトを活用した方法です。
ポータルサイトには有料のものもありますが、無料のサイトもたくさんあります。
初めてセミナーのポータルサイトを利用する人は、まず無料サイトから活用してみるとよいです。
セミナーのポータルサイトで情報を発信するメリットは、最初からセミナー情報を探している人が集まるということが挙げられます。
もともとセミナーに興味のある人がサイトを利用していますので、講義の内容さえニーズとマッチしていれば、かなり多くの反響が期待できるでしょう。
また、ポータルサイトを活用するもうひとつのメリットは、SNSやホームページなどで利用できるフォーマットがあることです。
自分でセミナーの内容をアピールする告知文のデザインをゼロから考えるのはそれなりの労力がかかります。
しかし、ポータルサイトのフォーマットを利用すれば手間をかけずに使いまわしができるので、あまった時間をさらなる集客への労力にまわすことも可能です。
そのため、SNSやホームページでセミナー集客をアピールする予定のある人は、最初にポータルサイトへ登録しておくと効率的にアピールできるので覚えておきましょう。
ホームページやブログ、SNSを駆使する
もともとホームページやブログを開設している人は、セミナーの告知文を掲載しておくだけで大きなアピールになります。
アピールする方法も比較的簡単で、基本的にはホームページやブログの目立つ場所にセミナーの開催情報や申し込み方法の詳細を掲載しておくだけです。
デメリットとしては、ホームページやブログといった媒体は新規の顧客にアピールするのが難しいことが挙げられます。なぜなら、すでに興味を持ってくれている人を中心としたアピールになってしまいがちだからです。
新規の顧客へアピールしたい場合は、どちらかというとSNSを活用したほうが効果的だといえます。
なぜなら、TwitterやFacebookといったSNSでは、うまくアピールできれば人から人へ情報が発信されていくので、爆発的な関心を集めるケースもあるからです。
ただし、失言をしてしまうと炎上してしまうリスクもあるので、セミナーの集客に大きな効果が期待できるとはいえ、慎重にアピールするようにしましょう。
オンラインの有料広告は効果抜群!?
オンラインを活用した方法のなかには、セミナーの集客にあたって特別な広告を出してアピールする方法もあります。
ただし、活用する媒体は無料のときとそれほど大きく変わることはありません。
基本的には、ホームページやSNSを活用して広告を出していくことになります。有料広告にはどのような効果が期待できるのでしょうか。
Facebookの有料広告を活用する方法
Facebookの有料広告を利用するメリットは、ユーザーの属性を細かく分析して効果的なアピールができることです。
Facebookには、居住地や性別、年齢といったさまざまなデータが蓄積されています。
それらのなかから、セミナーに興味を持ってもらいやすそうな人を狙って広告を出せるので、費用対効果の高いアピールを期待できるのが特徴です。
注意点としては、Facebookで集めたユーザーはあくまで興味を持ってもらえる可能性が高いだけであって、実際にお金を払ってくれるとは限らない点だといえます。
つまり、興味は持ってもらえても、いきなりセミナーの告知をしたところで、すぐに申し込みをしてくれる可能性はそれほど高くないということです。
そのため、基本的にはFacebook広告で集まるユーザーは、セミナー登録予備軍とでも呼ぶべき位置づけで考えておくべきでしょう。
あまりガツガツとアピールしないようにして、あくまでも相手の役に立つ情報を提供するというスタンスで接するべきです。
アフィリエイトやメルマガを活用する方法
ブログなどに広告を掲載してもらい、訪問者がクリックした回数や契約が成立した件数などに応じて報酬を支払うシステムをアフィリエイトと呼びます。
アフィリエイトを活用するメリットは、完全報酬制になっていることです。
ブログなどへの訪問者がセミナーの申し込みをした場合に限り、報酬を支払う仕組みにしてしまえば基本的にリスクなしで広告を掲載することができます。
ただし、サイト主に掲載してもらわなければ効果は発揮されないので、それなりに高い報酬を設定しないと意味がないこともある点には注意しましょう。
また、有料で広告を出す方法にはメルマガを活用するものもあります。
メルマガを活用して広告を出せばユーザーに直接メッセージが届くので、セミナーの認知度は高まりやすいといえるでしょう。
ただし、セミナーで集客する予定の顧客層とあまりにも違うテーマのメルマガでは効果がない可能性があります。
できるだけ多くの人にセミナーに興味を持ってもらえるように、テーマに合ったメルマガに掲載するように気を付けたほうが賢明です。
オンラインに頼らずに集客するためには
セミナー集客には、電話やダイレクトメールを活用したオフラインで行う方法があります。
オンラインでの集客は、たしかに便利なのですが、「オフラインの方法と比べて時間がかかる」点はデメリットです。
オフラインでアピールするほうが効果は早く表れやすいので、ケースバイケースで使い分けることが大切だといえます。
オフラインでセミナー集客を行う方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
過去の顧客リストを活用する
オフラインでの顧客獲得方法としても、最も一般的に行われているのが既存の顧客リストを活用して電話やメールを送る方法です。
すでに集客できた実績のある人を対象にするわけなので、比較的高い効果が期待できます。空き時間に直接メールや電話でアピールすることはもちろん、場合によっては同業者や取引先にチラシを置かせてもらうこともひとつの方法です。
過去の顧客リストを活用した集客方法にかかる費用は、電話やFAXなどの通信費やダイレクトメールの郵送料などが挙げられます。
しかし、費用対効果として考えればオンラインで有料広告を出したよりも高いケースも多い傾向です。
自分のセミナーのターゲットとするユーザー層や過去の実績から個々の状況に応じて判断しましょう。
同業者のセミナーには参加したほうがいい?
セミナー集客を図るうえでは、基本的に同業者のセミナーに参加しておいたほうがよいです。
なぜなら、同業者のセミナーに参加しているということは、自分のセミナーのテーマにマッチしている顧客でもあるからです。
また、同業者のセミナーの内容を聞いて分析することで、自分のセミナーの戦略にいかすこともできるので、可能であれば参加しておきましょう。
ただし、あからさまな集客活動を行うと相手に迷惑をかける可能性もあります。また、同業者の参加をあらかじめ禁止しているセミナーもある点には注意が必要です。
同業者のセミナーで知り合った人を自分のセミナーへ誘導するためには、まず名刺交換を行いFacebookなどで友達になってから後日に招待するとスマートです。
いきなり招待するとびっくりされるかもしれないので、名刺交換するときに自分のセミナーをさりげなくアピールしておくことがポイントだといえます。
セミナー集客には分析が大切
セミナー集客の方法は、大きく分けてオンラインとオフラインの2つの方法があります。
大切なことは「テーマに合った顧客にアピールすること」です。
たとえば、高齢者向けのセミナーをSNSで告知しても大きな効果は期待できないでしょう。想定する顧客を分析して、ターゲットに合わせた方法を活用しましょう。



